最近、3車線の高速道路を走行していると、3車線の真ん中を走行している車を左から追い越していく車が多いのに驚きます。追抜きならまだよいのですが追越しは危険です。
中央の走行車線の車が遅いと思うのであれば一番右側の追越車線に進路変更して、右側から追い越すのがルールです。しかし、なぜか左車線に出て急に速度を出して追い越し、中央車線に戻るのです。
中央の車線はあまり速度を出していない車が多いので、すぐ前方の車との車間距離が狭くなり、また左から追い越していきます。左車線のほうが空いていて追越しがしやすいと考えているのでしょうか。
たしかに中央分離帯寄りの追越車線では、非常に速度の速い車が後方から来ることもあります。
そうした車が怖いからなのか面倒くさいからなのかはわかりませんが、左からチマチマと追い越していく運転行動が癖になっていると、いずれ事故を起こす危険性があります。
というのは左寄りの走行車線は、出口で降りようと考えて減速した車が進路変更してくる場合があるので、下手をすると追越しをかけたときにその車と接触したり、追突する危険があるからです。
中央車線から左へ進路変更する車はまさか後続車が急に加速するとは考えていませんから、危険が大きいのです。また、中央車線に入る時、右側の追越車線から戻る車と接触する危険もあります。
左からの追越しをかける癖のある方は、今日から改めましょう。
(シンク出版株式会社 2018.11.15更新)
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