さる12月7日午後5時ごろ、千葉県佐倉市の路上で信号待ちをしていたトラックの下に、小学5年生の男児がサッカーボールを取ろうとして潜り込み、動き出したトラックにひかれて死亡する事故がありました。
トラックのドライバーは、「トラックの下に潜り込んだことに気がつかなかった」と話しているということですが、確かに、走行中にわずかに停車した間に入り込まれると、発見するのはほとんど不可能だと思います。
しかし、走行中は無理でも出発する前には床下などをチェックすることは重要だと思います。
車に乗り込む前に車体の周りを一回りして、前方や後方に子どもや障害物がないか、車体の下に子どもなどが入っていないかをチェックするのです。
トラックなど床下が開いている車に乗っているときには、車体の下に子どもが入り込む危険があります。車を駐車した後に発進するときには、車体の下をいつも意識してチェックしておきましょう。
(シンク出版株式会社 2018.12.13更新)
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