最近発売されている車は、運転者がキーを持っていればドアが開いたり、ボタンを押せばエンジンが始動できる「スマートキー」が主流になっています。
「スマートキー」は、1m程度しか届かない電波を常に出していて運転者が車に近づいてドアノブを触ると、キーの有無を車が認識してドアの解錠ができる仕組みになっています。
最近、この「スマートキー」の特性を利用した新しい車両盗難がドイツなどで問題となっており、日本でも未遂事件が起きていますので注意が必要です。
手口は、玄関に車のスマートキーを置いているような場合、玄関先に入り込みキーから出ている電波を中継器でリレーして受信機に飛ばしてドアを解錠し、エンジンを始動するという盗難方法です。
対策としては、キーから出ている電波をキャッチされないようにするしかありません。
家の中では、キーを玄関などに置かないようにするとともに、電波を通さない金属缶などに入れて保管しておきましょう。また、電波を遮断するキーケースも市販されていますので、心配な人は活用しましょう。
(シンク出版株式会社 2019.1.16更新)
「安全運転管理者のための安全指導12か月」は4月から翌年3月まで1年間の安全運転指導に役立つように、各月ごとに重点管理目標(例:4月は新入学児童や園児に配慮)を設定しています。
各月のページには、重点管理目標に沿った事故防止データや交通事故の裁判例、スローガンなどを図解中心にわかりやすく紹介しています。
交通安全行事の予定も掲載していますので、安全運転管理を毎月計画的にすすめていく参考にしていただくことができます。