さる1月11日午後6時20分ごろ、群馬県高崎市で学童クラブに小学生の子どもを迎えにきた乗用車から現金や携帯電話などが盗まれる事件がありました。
小学生を迎えにきた母親が、未就学の幼児を車内に残しエンジンをかけた状態で車を離れた隙に、「車上荒らし」にあったもので、幸いなことに幼児にケガはありませんでした。
最悪の場合には、幼児に危害が加えられる可能性もあり、市などでは「子どもから目を離さないでほしい」と呼びかけています。
これまでの「車上荒らし」と言いますと、無人の車から車内の現金などが盗まれるといったイメージですが、今回の事件では幼児とはいえ車に人がいる状態で車上盗難が発生しています。
おそらく、被害にあった母親も車内に幼児がいるので、まさか「車上荒らし」にあうとは想像していなかったのではないかと思います。
車内に幼児を置いていても「車上荒らし」にあうこともありますし、下手をすると幼児に危害を加えられたり、誘拐事件に発展することもあります。
絶対に幼児を残したまま車を離れないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2019.1.23更新)
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