各地で冷え込みのため、雪の舞う場所が増えています。
雪が降ってくると、路面状態が悪化しスリップの危険があるだけでなく、視界も悪化しますので速度には十分に注意してください。
雪の舞うような寒さになると、外を出歩く人は減りますが油断は禁物です。
さる1月26日午後6時半ごろ、滋賀県東近江市の県道で雪をとかす融雪剤を道路に散布していた70歳の男性が、20代の女性が運転する軽乗用車にはねられて、意識不明の重体となりました。
運転していた女性は「当時、雪が降っていて普段より見通しが悪く、発見が遅れた」などと話しています。「こんな寒い雪の降る夕方に、出歩いている人はいないだろう」という気持ちもあったのかもしれません。
雪の中で前方が見えにくいときは、フォグランプを使うと少し見えやすくなりますが、いずれにせよ視界の悪いときには、見える範囲で止まれる速度に落として慎重に運転しましょう。
(シンク出版株式会社 2019.1.30更新)
小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。
雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。