最近の車は、スペアタイヤを登載しておらず、代わりにパンクの応急修理キットを積んでいるケースが増えています。
タイヤレッド部に刺さった釘やネジなどによる軽度のパンクについて、応急修理剤をタイヤの中に流し込んでパンクの穴を塞ぐような仕組みになっています。
ところが、こうした応急措置をしたタイヤを本格的に修理しようとすると、流し込んだ修理剤を洗い流す必要があり、場合によっては修理ができないばかりか、タイヤの交換が必要になるケースがあるということです。
国民生活センターには、「付属の応急修理キットでパンク修理をしたら、ディーラーに修理を断られた。メーカーが付属品として車につけているものなのに、それを使用するとパンク修理ができなくなることに納得がいかない」などの苦情が寄せられています。
メーカー側も、こうしたことをあまり消費者に周知していないことから、意外と手軽に使用している人もいると思います。
走行途中でパンクしたとき、場合によっては応急修理キットを使用するのを控えて、JAFなどを呼んだほうがよさそうです。
(シンク出版株式会社 2019.2.1更新)
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