さる1月31日午前7時30分ごろ、北海道釧路市の交差点で横断歩道を渡っていた小学5年生の女子児童2人が軽乗用車にはねられケガをする事故がありました。
事故当時、交差点の信号は黄色から赤信号に変わっていたと見られており、軽自動車の運転者は「前の車について、信号を見ずに行ってしまった」と供述しているということです。
交差点を走行する時に、ほとんど信号を確認せずに「前車が行ったから大丈夫だろう」と進入することがあります。
とくに、前車が大型車の場合には車間距離を詰めていると信号が見えませんので、確認せずに交差点に進入してしまいがちです。
たいていの場合は、信号が青のままで通過できることが多いのですが、信号の変わり目などではすでに赤信号に変わっていることがあり、交差点に進入してからヒヤッとした経験がある人も少なくないと思います。
交差点を通行するときは、自分の目で信号を確認することが基本です。確認せずに前車に追従するのは危険です。
前車が大型車で確認しにくい場合には、そのまま追従するのではなく車間距離をあけて信号の色を確認してください。
(シンク出版株式会社 2019.2.6更新)
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