片側1車線道路では自転車を無理に追い抜かない

 さる2月1日午前10時5分ごろ、埼玉県川越市で走行していた路線バスが、左前方の車道を走っていた自転車を追い抜こうとした際に衝突し、乗っていた高齢者が頭などを強く打って意識不明の重体となる事故がありました。

 

 事故の現場は片側1車線の直線道路で、バスが自転車を追い抜く際にバスの左側面と自転車がぶつかったものです。

 

 事故状況をみると、バスが自転車を追い抜く際にあまり側方間隔をとらずに追い抜こうとしたのではないかと思います。

 

 左前方を走行している自転車を追い抜こうとすると、右に寄る必要がありますが、片側1車線の道路では対向車がいるために、そんなに大きく寄ることはできません。

 

 そのため自転車とギリギリの側方感覚をとりながら追い越すことになるのですが、こういう状況では自転車が少しでもフラつけば事故につながってしまいます。

 

 片側1車線道路で自転車を追い抜くときには、1.5m以上の側方間隔がとれるときか、とれないときは無理に追い抜かないようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2019.2.8更新)

■交通の危険を認識して事故を防止しましょう

あなたは危険な運転行動を「危険」と認識できていますか?

 

自己診断テスト「事故を防ぐ危険認識度チェック」は、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくだけで、事故を防ぐために大切な「危険認識度」をつかむことができます。

「運転行動を変えるとき」、「死角に対する危険認識」など6つのパターンで診断しますので、どういう状況での危険認識度が低いかを具体的に確認できます。

 

 

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

12月11日(水)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。