先日、警察庁から平成30年(2018年)中の30日以内の交通事故死者数が4,166人と発表されました。
この数字を見ると、皆さんがよく目にされる平成30年中の死者数3,532人と比べてかなり多いので、少し不思議な感じを持たれる方もおられると思います。
ご存じのように、よく目にする数字のほうは交通事故発生から24時間以内に死亡された人数で、30日以内の死者数のほうは文字通り交通事故が発生してから30日以内に死亡された人数ですので、多くなっているわけです。
ですから、交通事故で亡くなられた人数という場合には、30日以内の死者数のほうがより正確に表しているのではないかと思われます。
過去の統計を見ていますと、24時間以内の死者の約2割増くらいで推移しています。
24時間以内の死者数が初めて4千人を切ったと話題になったのは、平成28年で3,904人でした。以降、年々減少しているのですが、残念ながら30日以内の死者数は未だ4千人を切っていません。
30日以内の死者数も4千人を下回るように、一人ひとりが安全意識を高めていきましょう。
(シンク出版株式会社 2019.4.8更新)
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