横転しやすい軽ワゴン車は危険

 

 軽ワゴン車は横転しやすいと言われ、比較的速度の低い状態でも簡単に横転することがあります。最近、横転した軽自動車に後続の大型車が衝突して、重大事故となるケースが相次ぎましたが、これも横転しやすい特性と関係があると思われます。

 

 1件は、さる3月31日未明に山梨県大月市の中央自動車道で横転した軽ワゴン車に大型バスが追突した事故で、軽ワゴン車の運転者が死亡しました。

 

 さらに、4月2日未明に静岡県富士市の県道で横転した軽ワゴン車にトラックが衝突し、ワゴン車に乗っていた10代後半の乗員4人が重体となっています。

 

 交通事故総合分析センターの調査では、軽ワゴン車はセダンやスポーツカーに比べて自損事故で2倍、車両相互事故では4倍も横転事故の確率が高いとされています。

 

 横転が多い理由の一つはワゴン車の重心の高さですが、運転者の運転技量にも関係があり、慌てて「ブレーキとハンドル操作を同時にしてしまう」など、運転操作のミスが関係する可能性が指摘されています。軽自動車の衝突時安全性能は年々向上していますが、横転時の衝突部位は予測不可能な面があり、道路の凹凸が乗員の頭などを直撃するケースがあります。

 

 軽自動車は手軽な乗り物と甘く考えないで、乗員にとって危険な乗り物であることを意識して慎重に運転しましょう。 

(シンク出版株式会社 2019.4.9更新)

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