母親がいるところには子どもがいる - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

母親がいるところには子どもがいる

 さる3月29日午後5時すぎ、広島県福知山市内で、警察署のミニパトカーが道路端に止まっていた車両の陰から出てきた6歳の保育園児と衝突し、軽傷を負う事故がありました。 

 

 園児は、近くの保育園から自宅に帰る途中で、道路の反対側の歩道にいた母親のところに向かっていたとみられています。

 

 この事故をみていると、危険な要因がいくつか重なっています。一つは、保育園の近くを走行しているということです。二つ目は駐車車両があり死角になっていたことです。そして三つめは、道路の反対側に母親がいたということです。

 

 こうした交通状況を考えれば、ある程度園児の飛出しが予測できたのではないかと思います。

 

 予測の順序を考えてみますと、「保育園近くの道路を走行」→「反対側に母親(らしき人)がいる」→「どこかに子どもがいるかもしれない」となります。

 

 そして、目に見えるところに子どもがいなければ、「駐車車両の死角から飛び出してくるかもしれない」と予測できます。保育園近くの道路を走行しているときに、母親らしき人がいれば、近くに必ず子どもがいると考えて運転してください。

(シンク出版株式会社 2019.4.10更新)

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