さる4月14日午後1時50分ごろ、滋賀県大津市の家電量販店の駐車場で、停まっていた車の陰から出てきた5歳の男の子と、大津警察署のパトカーが接触する事故がありました。
パトカーは、別の事故処理のために駐車場を訪れていたもので、駐車車両の死角から出てきた男の子に気づいて急停車しましたが、間に合いませんでした。
男の子は、幸い頭と膝を打って軽傷だということです。
大型店舗の駐車場内での危険要因はいろいろありますが、その最大なものは駐車車両の死角から子どもが飛び出してくるということです。
こうした施設の駐車場はスペースも大きくて、多くの車が停まっていますので、駐車車両の死角が多く存在します。
加えて、利用する人は子ども連れの家族が多く、子どもは背が低くて車両の陰に隠れやすいうえに、予測不能な動きをしますので、急に飛び出してくると対処できないことが少なくありません。
大型店舗の駐車場内を走行するときには、十分すぎるほどスピードを落とすとともに、細心の注意を払って子どもの飛出しに備えてください。
(シンク出版株式会社 2019.4.19更新)
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