今年のゴールデンウイークは、長期の休みが取りやすい日程になっていますので、この機会を利用して車で遠くまで観光に出かけようという人もおられると思います。
そういう人が増えてくると当然高速道路も混雑しますので、各地で長い渋滞の発生が予想されています。
渋滞に巻き込まれても、最初のうちは前を見て運転していますが、長時間になると段々と疲れてきて集中力もなくなり、「わき見」をするようになります。
渋滞でスピードはあまり出ていませんので、ドライバーも油断しやすくなります。
車が完全に止まっているときに「わき見」をするのはいいのですが、そのうち少し動いている最中でも「わき見」をするようになります。前車も同じようなスピードで動いていくだろうという「思い込み」が前提にあります。
前車はそのまま進んでいくわけではなく、いつかは停止します。そのときわき見をしていると、コツンと追突するわけです。
また、前車が発進したのに気づくのが遅れて車間距離が開き、あわてて詰めようとしたところに、隣から前に入ってきて追突することもあります。
いずれにしても、高速道路で渋滞に巻き込まれても、「わき見」をしないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2019.5.7更新)
近年、あおり運転などによる事故が社会問題となっていますが、事故の原因の多くはドライバーが感情や不安全な行動をコントロールできず、その結果、危険な運転につながり悲惨な事故やトラブルが発生しています。
本冊子は巻頭のチェックリストにより普段の運転ぶりを自己診断することで、自分の感情や運転行動における弱点、注意すべきポイントを確認できます。
そして、マンガやイラストを多用した解説により運転の弱点や注意点を克服するヒントが得られ、今後の安全運転に生かしていただくことができます。
【詳しくはこちら】