夜間にサービスエリア（ＳＡ）やパーキングエリア（ＰＡ）に入ったときには、本線に戻る際に間違えて逆走しないように注意してください。

　さる５月４日午前２時半頃、岩手県八幡平市の東北自動車道岩手山ＳＡ付近で、会社員の男性（29歳）が運転する軽乗用車が逆走しワゴン車と正面衝突する事故が発生しました。

　この男性は全身を強く打って死亡し、ワゴン車を運転していた男性も軽傷を負いました。

　現場は本線から岩手山ＳＡに入る分岐点のすぐ近くであるため、軽乗用車がＳＡ駐車場の入口を出口と間違えて本線に逆走して入ってしまい、ワゴン車と衝突したとみられています。

　高速道路を逆走するのは高齢ドライバーで自分には関係ないと考えがちですが、広いサービスエリアなどでは誰でも出口がどの方向かわからなくなることがあるものです。とくに深夜などは出ていく車も少ないので、勘違いしてしまう恐れがあります。

　ＳＡ・ＰＡから本線に戻るときには、「 → 本線」の矢印を探す習慣をつけましょう。また、路面標示の矢印の向きや矢板板などに目を配り、黄色い「進入禁止」などの看板がないか、注意するようにしてください。

（シンク出版株式会社 2019.5.８更新）

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