今年のゴールデンウィークは、長期間の連休が取りやすかったことから、高速道路を利用して車で遠くまで出かけられた方も多いと思います。
私も何度か高速道路を利用したのですが、多くの人が利用する高速道路では、交通マナーやルールに無頓着だったり、高速走行に不慣れだったりして、結果として交通の流れを乱すような運転をする人も少なくありません。
いちばん目についたのは、車間距離を詰めて走る人が結構いたということです。
追越車線を走っている車に対して、後ろから走行してきた車が車間距離を詰めて追従している場面に何度か出会いました。
前を走行している車も追越車線を走行しているのですから、それなりのスピードを出しており、そんなにピッタリとつけなくてもよいのではないかと思える場面でも詰めているのです。
しばらくすると、前の車は後ろの車に気づいて走行車線に避けたのですが、こうした運転は「煽っている」と反感を買ってしまいますし、追突事故にもつながりかねない危険な運転です。
高速道路では、車間距離を詰めないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2019.5.9更新)
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