風薫る5月は気持ちのいい季節である一方で、子どもの外出機会が増えることから交通事故が多発する時期です。
大津の保育園児2名死亡事故のあとも、子どもが被害にあう交通事故がなくなりません。
さる5月14日午後3時20分ごろに、鹿児島県霧島市で青信号の横断歩道を渡っていた8歳の小学生男児が、トラックにはねられけがをしました。
幸い、男の子は命に別状はありませんでしたが、青信号の横断歩道で事故にあうのはショックな出来事です。
警察庁の統計によると、発生月別の子どもの死亡重傷事故では、5月に発生する事故件数が最も多くなっていて、とくに新入生など低学年児童が目立ちます。
その原因として同庁では、新入生が子どもだけで行動することが増える、いわゆる「一人歩きデビュー」の時期であることと、学校に慣れて気分がおおらかになる季節でもあることが関係しているとみています。
しかし、横断歩道や歩道で被害にあうのは、子どもたちの責任とは言えません。
子どもが活動的になるこの時期、私達ドライバーはとくに子どもの姿に気を配り、横断歩道では一時停止して横断を見守るなど、安全意識を高めましょう。
(シンク出版株式会社 2019.5.20更新)
近年、あおり運転などによる事故が社会問題となっていますが、事故原因の多くは、ドライバーが自分の感情や不安全な行動をコントロールできず、その結果、危険な運転につながり悲惨な事故やトラブルが発生しています。
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