強風時は歩行者のふらつきに注意

イラストは気象庁提供
イラストは気象庁提供

 さる5月21日午後0時半ごろ、横浜市で傘を差して道路を歩いていた19歳の男性が強風にあおられてバランスを崩し、後続の原付バイクと接触する事故がありました。

 

 事故当時、横浜市では風速10m以上の風が吹いており、男性は路側帯を歩いていたところ、「強風にあおられて車道に出てしまった」と話しているということです。

 

 風が強いときには、車を運転していても少なからず影響を受けるのですが、直接身体をさらしている歩行者や自転車は大きな影響を受けてしまいます。

 

 とくに、風とともに雨が降っている場合には傘を差さざるをえませんので、瞬間的に突風が吹いたりすると、傘ごと身体が持っていかれたりします。

 

 風雨が強い時に車を運転する場合、道路端に傘を差した歩行者や自転車がいるときには、突風に飛ばされて道路中央に出てくるかもしれないと考えておく必要があります。

 

 歩行者などがふらつくことを想定して側方間隔をとることはもちろんですが、無理に追い越したりしないようにしましょう。 

(シンク出版株式会社 2019.5.29更新)

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