車内での「脱水症状」に注意しよう

 これから本格的な夏を迎えますが、暑い中を運転しているときに注意してほしいのが、車内での脱水症状です。

 

 外が暑いときには、車のなかのエアコンを使用して運転するのですが、エアコンをかけていても、フロントガラスやサイドウインドゥ越しに太陽光線を浴び続けている状態であるため、汗をかいて身体から水分が抜けて行くことがあります。

 

 加えて、エアコンは空気を冷やすと同時に乾燥させますので、知らず知らずのうちに体内から水分が抜けるといった状態になり、脱水症状を起こすことがあります。

 乾燥した車中では、出ている汗がすぐに蒸発してしまいますので、脱水のサインを感じにくくなっているのです。

 

 脱水症状になれば、血液の濃度が上がって血栓ができやすくなりますので、エコノミークラス症候群を発症したり、脳卒中などを発症して健康起因事故を起こすリスクが一段と高くなります。

 

 とくに、渋滞に巻き込まれたりすると脱水症状が起こりやすいので、車内でも定期的に水分をとることが必要です。

 

 そして、最低でも2時間に一度は休憩して軽い体操をすると同時に、必ず水分を補給するようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2019.6.25更新)

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