以前、道路の導流帯と呼ばれるゼブラゾーンに駐停車する危険性を取り上げたのですが、相変わらず駐停車をする車両が絶えず事故を誘発する事例が絶えません。
先日、ゼブラゾーンに駐車していた大型トレーラーに後続のバイクが追突して運転していた女性が死亡した事故で、大阪府警は追突事故を誘発したとしてトレーラーの運転者を自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で書類送検しました。
一方、死亡したバイクの運転者に対しても、十分に前方を確認しなかったとして、道交法違反(安全運転義務違反)容疑で書類送検をしています。
ゼブラゾーンの部分に駐停車するドライバーとしては、そこを走行してくる車が少ないので止めやすいという心理が働いていると思います。
ゼブラゾーンを走行するドライバー側も、違反になるわけではないという心理があり、割と気軽な気持ちでゼブラゾーンを走行するのだと思います。
ゼブラゾーン(導流帯)での事故が多発しています。駐停車も走行もしないでください。
(シンク出版株式会社 2019.6.28更新)
「安全マインド」とは一言で言うと「プロ意識」のことです。この「安全マインド」が備わっていると、自分の仕事に誇りや使命感を持つことができ、ひいては「絶対に事故を起こさない」という強い意識へとつながります。
本誌では、第1章で安全マインドが備わっているドライバーと備わっていないドライバーの働く姿勢が会社や社会に及ぼす影響をマンガで比較することで、安全マインドを持って働くことの大切さを理解することができます。
さらに第2章では、各ドライバーの安全マインドを高めるための具体的な活動事例を紹介していますので、各事業所で安全マインドを高めるための活動の参考にしていただけます。