安易な進路変更が事故を誘発する

急ブレーキでバス車内事故

 

 皆さんは進路変更するとき、後方の安全を十分に確認してから車を動かしていますか?

 あわてて進路変更して、後続車にクラクションを鳴らされた経験がある人は、要注意です。

 

 さる7月2日午後0時20分ごろ、横浜市西区の道路で市営バスが前方で進路変更をした乗用車との衝突をさけるため急ブレーキをかけ、乗客4人が転倒し怪我をする事故が起こりました。

 現場は片側2車線の直線で緩やかな下り坂でした。

 

 報道では事故の詳しい状況がわかりませんので、バス運転者にも漫然と運転していたなどの過失があったかもしれませんが、こうした車内事故の多くは、前方の車が後方確認をしないで無理な進路変更や割込みをしたときに発生しています。

 

 後続車が乗用車であればブレーキだけですむことも多いので、無理な進路変更をした運転者は何も気づかずに行ってしまうことが少なくありません。しかし、相手がバスやトラックなどの場合は急制動が車内事故・荷崩れ事故へと結びつくことがあり、バイクの場合は転倒する恐れもあります。

 

 進路変更が他車の行動に大きな影響を与え、場合によっては非接触事故の責任を負うということを常に意識して行動しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2019.7.8更新)

■「安全マインド」を高めて事故を防止しよう

「安全マインド」とは一言で言うとドライバーの「プロ意識」のことです。「安全マインド」が備わっていると、自分の仕事に誇りや使命感を持つことができ、ひいては「絶対に事故を起こさない」という強い意識へとつながります。

 

 本誌では、第1章で安全マインドが備わっているドライバーと備わっていないドライバーの働く姿勢が会社や社会に及ぼす影響をマンガで比較することで、安全マインドを持って働くことの大切さを理解することができます。

 

 さらに第2章では、各ドライバーの安全マインドを高めるための具体的な活動事例を紹介していますので、各事業所で安全マインドを高めるための活動の参考にしていただけます。

 

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3月29日(金)

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