夜間の堤防道路では慎重な運転を

 さる7月7日午後10時前、岐阜県海津市の揖斐川沿いの堤防道路を走行していた乗用車が川に転落し、運転していた男性が死亡する事故がありました。

 

 事故現場は、急なカーブが続く片側1車線の堤防道路で、夜間は暗くてガードレールもなかったということです。

 

 河川の横に設置してある堤防道路は、ほとんどの所ではガードレールが設置されていませんので、夜間は道路形状が分かりにくく、運転するには注意が必要です。

 

 ガードレールが設置してあれば、ヘッドライトの光が当たって先のカーブがどれくらいの曲がりになっているかわかりますので、事前にスピードを落としたりして対処することが可能です。

 

 ところが、ガードレールがないとヘッドライトの光がどこにも反射しませんので、先のカーブの曲がりなどの道路形状を把握することが非常に難しくなります。

 

 それでもカーブが一つだけならまだ対処できるのですが、連続して急カーブが続くところでは少しでも運転操作を間違えると川に転落することになります。夜間の堤防道路では、スピードを落として慎重な運転をしてください。 

(シンク出版株式会社 2019.7.17更新)

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 運転するにあたっては、常に快適な環境とは限りません。雨の日や、夜間は見通しが悪くなりますし、堤防道路や山間部などは、幹線道路と大きく道路環境が異なります。

 

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