トンネル内を走行している自転車に注意

写真はイメージです。本文事故とは関係ありません
写真はイメージです。本文事故とは関係ありません

 さる7月15日午前9時40分ごろ、岐阜県恵那市の国道257号のトンネル内を走行していた乗用車が、前を走行していたツーリング中の自転車2台と衝突し、後ろの自転車に乗っていた男性を死亡させる事故がありました。 

 

 トンネル内は片側1車線で、2台の自転車は段差のある歩道と車道との間を走っていたとみられています。

 

 このコーナーでの何度も取り上げていますが、トンネル内を走行している自転車に後ろから来た車が衝突する事故は少なくありません。

 

 その原因は大きく分けると2つあると思います。

1つはトンネル内が暗いため、前を走行している自転車の発見が遅れるということです。その背景には運転者の「まさかトンネル内を自転車が走っているとは思わなかった」という油断もあると思います。

 

 もう1つは、トンネル内の道路は路側帯部分がほとんどなく、自転車は車道部分を走行せざるをえず、後続車に衝突されやすい面があります。

 

 最近は健康ブームで自転車でツーリングをする人は沢山います。トンネル内を走行するときは、自転車がいるかもしれないと考えて油断しないようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2019.7.26更新)

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