スピードを出してわき見運転は非常に危険

 さる7月19日午後9時40分ごろ、宮城県仙台市の宮城県道を走行していた乗用車が道路脇の電柱に衝突し、後部座席に同乗していた女性2人が路上に投げ出され、死亡する事故がありました。

 

 事故現場は、見通しのよい片側2車線の直線道路で、乗用車は左側車線を制限速度60キロを超えるスピードで走行していたとみられ、運転していた男性は「スピードを出して運転していた。わき見をしていた」と供述しているということです。

 

 誰でも車を運転するときに、無意識のうちに「わき見」をすることはありますが、そのときいちばん考えなければならないのは、「わき見」をしている間に自分の車がどれ位進んでいるかです。

 

 この事例のように、時速60キロを超えるスピードで走行しているときには1秒間に約17m進みますから、20m近く進んでいたと思われます。2秒間なら約35m近く進んでいるはずです。

 

 その間は、まったく前を見て運転していない訳ですから、当然事故が起こるリスクは高くなるわけです。

 

 スピードを出せば出すほど、わき見をしたときに進む距離が長くなり事故の危険が高くなります。運転中は絶対にわき見はしないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2019.7.29更新)

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