夜間は路上で寝ている人に注意しよう

写真はイメージです
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 最近の交通事故の報道を見てみますと、夜間道路上で横たわっていた人が、走行車にひかれて死亡する事故がよく見受けられます。

 

 路上に寝ている人は、酒を飲んで路上に寝込んでいるケースが大半ですが、この時期は気温も高くて開放的な気分になりやすく、夜間寝ていても命に係わることがないので事故が増える傾向にあります。

 

 事故が発生した時間を見ていますと、深夜から早朝にかけて多発しています。

 

 車を運転しているドライバーとしては、深夜で交通量の少ないためにスピードを出しやすく、発見してブレーキを踏んでも間に合わないというケースがあると思います。

 

 その背景にあるのは、夜間の視界の悪さです。ライトの照射範囲外は非常に見えにくいうえに、ヘッドライトを下向きにしているとどうしても発見が遅れてしまいます。

 

 もう一つは、ドライバーはまさか路上に人が寝ているとは思っていないため、油断していることがあると思います。

 

 深夜から早朝に車を運転する人は、路上に寝ている人がいるかもしれないと考え、ヘッドライトを上向きにして、スピードを落として走行しましょう。

(シンク出版株式会社 2019.8.22更新)

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