さる9月17日の午前8時半ごろ、福島県会津若松市の交差点で軽自動車とSUV車の2台が出会い頭に衝突し、軽自動車を運転していた19歳の女性が死亡する事故が発生しました。
現場は点滅信号式の交差点で、軽自動車側が黃点滅、SUV側が赤点滅となっていました。
SUV車の運転者は「よく確認しなかった」と供述していますので、赤点滅信号を軽視し一時停止と安全確認を怠ったものとみられます。
点滅信号でも赤の場合は止まる義務があります。普通の赤信号を見て止まらずに通過する運転者は少ないのですが、点滅信号だと「行けるのではないか」と甘く考える心理が働くようです。
しかし、自分の側が赤である以上、交差交通が止まる可能性は限りなく低いので、停止や確認をしないまま交差点に入るのは極めて危険です。
なお、黃点滅側の運転者も信号の意味が「注意して進行できる」である点を重視し、赤点滅を軽く考える運転者が多いことを意識して慎重に走行しましょう。
(シンク出版株式会社 2019.9.25更新)
今年も「2020トラック運行管理者手帳」ならびに、「2020バス運行管理者手帳」の販売を開始しています。
本手帳は、運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて収録しています。
またカレンダー、メモ欄も充実の内容ですので、スケジュール管理も万全です。ぜひお手元でご活用ください。