さる10月4日午後2時40分ごろ、東京都の銀座の交差点で、男性俳優が運転する車とタクシーが出合い頭に衝突する事故がありました。
事故の現場は、一方通行が出会う交差点で、男性俳優が運転する車は一時停止をして止まったものの、交差点に進入した際に右からきたタクシーと接触したものです。
警察では、俳優の安全確認が不十分だったとみています。
信号のない交差点を通過するときに、一時停止標識や標示にしたがって停止するのですが、そのとき交差道路の安全確認が疎かになる人がいます。
その原因はいくつかありますが、代表的なものは「一時停止をしたことで安心する心理」です。
この心理のせいで、交差道路をチラッと見て車は来ていないとすぐに判断したり、ピラーの死角に隠れている車を頭を動かして確認しないなど、いい加減な安全確認で済ますことになるのです。
信号のない交差点では、一時停止をすることが目的ではありません。一時停止をして交差道路の安全確認をしっかりとすることを忘れないでください。
(シンク出版株式会社 2019.10.10更新)
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