腹立ちまぎれのクラクションはトラブルの元 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

腹立ちまぎれのクラクションはトラブルの元

 先日、クラクションを鳴らしてきた乗用車の窓ガラスを割ったとして、京都市内の男性が逮捕されたというニュースがありました。

 

 逮捕された男性は、京都市山科区内の交差点を右折しようとした際に、対向車線から来た乗用車にクラクションを鳴らされて、腹が立ってやったと供述しているということです。

 

 交差点を直進しようとしたときに、対向右折車が際どいタイミングで右折してくることがあります。

 

 直進車のドライバーとしては、交差点は直進車が優先なので右折車が待つのは当然だと思っていますので、右折車に対して腹が立ってクラクションを鳴らしたいという気持ちはわからなくはありません。

 

 しかし、そういうときに鳴らすクラクションは、どうしても相手を威嚇するように強く「ブーッ」と鳴らしてしまいますので、相手の反感を買うことが少なくありません。

 

 交差点を直進するとき、強引に右折する車はその動きを見ていればわかりますので、右折車の動きを見逃さないようにし、右折してきたらスピードを落とし先に行かせるようにしましょう。

 腹立ちまぎれにクラクションを鳴らして、トラブルにならないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2019.10.11更新)

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