災害時に車から電気をとることができます

 

 最近、台風や地震などによる停電が珍しいことではなくなってきました。停電が長引くとき車から電気をとれることをご存知ですか?

 

 電気自動車等はもちろん普通の乗用車からも電気がとれます。ただし、車に家庭用コンセントはついていないので、家電を使用できるように100ボルト変換用の『インバーター』をカー用品店などで購入しておく必要があります。

 

 ただし、普通車のバッテリーやダイナモは容量が少ないので、100ワット(W)くらいの電気をとるのが限界です。

 携帯電話の充電(5W)、電気毛布(80W)、キャンプ用ライト(100W)程度は使用可能ですが、電気ストーブ(400W~)などをつけるのは無理です。

 

 プラグインハイブリッド車など電源稼働することを想定した車の場合は、1500Wまで対応する車種があり、ホットプレートでの調理も可能です。

 

 なお、家屋内に電気を引くときはドラムリール式の太くてシールドされた延長コードを使う必要があります。細い家庭用電源コードをつなぐと雨などで濡れてつなぎ目から漏電したり、窓やドアに引っ掛けての断線や加熱して発火する恐れがあります。

 

 また、屋内駐車スペースで車のエンジンを稼働し続けると一酸化炭素中毒の危険が発生しますので、風通しの良い屋外でエンジンを動かすように注意しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2019.10.17更新)

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