酒気帯び運転はひき逃げに結びつきやすい

 

 さる10月17日、冬季オリンピックの銅メダリストでもあるスノーボードの選手が、酒気帯び運転による追突事故とひき逃げの疑いで書類送検されました。

 

 事故は9月29日午前10時ごろ奈良県葛城市の県道で発生しました。

 スノーボード選手が運転していた乗用車がわき見運転をして前方の軽乗用車に追突、はずみで近くにいた歩行者がはねられて4歳の男の子を含む5人がけがをしました。幸いいずれも軽傷ですんでいます。

 

 この選手は、「前日の夜から友人らと酒を飲み、5時間ほど仮眠をとったあと車で自宅に戻る途中だった。酒は抜けたと思っていたが、大勢の人がいたので怖くなって逃げた」と供述しています。

 自宅に戻った直後に警察が訪れて検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出されていたということです。

 

 酒気帯びの自覚がある運転者は、このように発覚をおそれて逃げてしまい重罪となるパターンが多くみられます。酒気帯び運転だけで重い罪ですが、ひき逃げ(救護義務違反)が適用されると10年以下の懲役または100万円以下の罰金というさらに厳しい罰則です。

 

 前夜のお酒であっても体内に残っていれば飲酒運転となりますので、車を動かす前の日は酒量を抑えるように努めましょう。

(シンク出版株式会社 2019.10.24更新)

■交通安全教育用DVD「飲酒運転 許されない犯罪」

 飲酒運転は被害者や加害者はもちろんのこと、その周辺の人々にも悲劇をもたらします。

 

 本作品は、主人公が起こした飲酒運転による死亡事故が地域や勤務先、また一緒に飲酒をした友人や飲食店の店主などを巻き込み、周辺者の責任も描いたドラマです。

 運転者本人のみならず、一緒に飲酒をした友人や飲食店の店主など周辺者の責任も描き、飲酒運転は絶対にしてはならない、させてはならない、許されない犯罪であると訴えます。

 

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月30日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。