交通事故の5件に1件は自転車が関係しています

 

 警察庁の事故統計資料によると、2018年(平成30年)中に発生した全交通事故の約20%が自転車関連の交通事故でした。

 約5件に1件の割合で発生し、平成20年以降発生件数は減少しているものの、構成率は横ばい傾向が続いています。

 

 自転車関連の重傷・死亡事故(平成26~30年の合計:4万6,374件)の分析で特徴的なことは、その8割が車との衝突事故であり、65%近くは自転車の側に何らかの法令違反がありました。

 

 自転車の違反で最も多いのは、安全不確認と動静不注視、交差点安全義務違反でした。

 自転車が見通しの悪い場所などで安全確認や一時停止をしないまま飛び出してくる危険を予測しましょう。

 

 また、自転車と歩行者との事故も多発していて、平成26年~30年に自転車対歩行者の重傷・死亡事故は1,528件発生し、歩道上が575件と最も多発しています。

 歩行者事故を起こした自転車の約4割が20歳未満で、その多くを高校生が占めているという特徴があります。自転車で登下校中の生徒が歩行者との重大事故を起こしている実態があります。

 

 車に乗る人はもちろん、自転車を利用する人も自転車事故の危険をよく認識して、十分な安全確認などを心がける必要があります。

 

(シンク出版株式会社 2019.10.28更新)

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