タクシーやバスなど乗客を乗せる車では、運転者は第二種免許が必要であることは知っていますね。
もう一つ、運転代行のドライバーも二種免許証を持っていないと運転できないことをご存知ですか?
さる10月29日、愛知県小牧市で営業する運転代行業者の社長とアルバイト運転者の2人が無免許運転の疑いで逮捕されました。
運転代行業ではお客の車を運転して自宅まで送り届けますが、そのとき客を乗せるので第二種免許が必要です。しかし、逮捕された業者はさる9月11日に二種免許を持たない運転者に運転代行をさせていたことが発覚しました。
別のドライバーが客の車で事故を起こしたことなどから、警察が捜査していました。
二種免許を取得させる経費を浮かすために犯行を繰り返していた疑いがあり、悪質な事例です。
こんな業者はごく一部であると思いますが、皆さんも宴会などで運転代行を依頼したときには、免許証を確認して二種免許のない運転者の車には乗らないように自衛しましょう。
(シンク出版株式会社 2019.10.31更新)
いわゆる二日酔いや、少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例が後を絶ちません。
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