豪雨時に車での避難は危険

  さる10月25日、関東地方や東北地方を襲った豪雨では、各地の河川が氾濫したり堤防が決壊したりして道路が冠水して大勢の犠牲者がでました。豪雨により被害を受けられた皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

 

 そのニュースのなかで気になることがあったのですが、それは車での移動中に車ごと流されたり、途中で車が動かなくなって亡くなられた方が多かったことです。

 

 このコーナーで何度も取り上げていますが、車のエンジンは外部から空気を取り入れて燃料を燃焼させて回転しています。ですから、空気口からエンジン内部に水が大量に入ると、エンジンが停止してしまいます。

 

 JAFの実験によりますと、車高が低い乗用車は水深が30cm程度の道路でも、巻き上げる水がエンジンルームに入って停止する可能性があることが報告されています。

 

 車に乗っていると、路面に少々水が溜まっていても走行できるように思いますが、豪雨のときにはすぐにエンジンに水が入るほどの深さになることがあります。

 道路が冠水しているような状況では、車で避難したりするのは危険ですので絶対に使用しないでください。

(シンク出版株式会社 2019.11.8更新)

■災害時にドライバーはどうすべきか教育しておきましょう

──忘れない!東日本大震災が教えてくれたこと──

  

 教育用ビデオ「災害時、ドライバーはどう生き残るか」は、東日本大震災で被災したドライバーの証言や専門家の分析、実験映像などを交えた内容となっています。

 

 地震、水没、大規模火災などの災害時・緊急時にドライバーはどういった事態に遭遇し、どう行動すれば危険を回避できるのか、わかりやすく解説しています。

(制作 斉藤プロダクション)

 

 

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