運転中に必要のない行為をしない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

運転中に必要のない行為をしない

 

 

 さる11月7日午後2時前、神奈川県逗子市内の交差点を走行していたパトカーと2トントラックが出会い頭に衝突する事故があり、運転していた警察官が軽いケガをしました。

 

 事故現場の交差点の信号は、パトカー側が青でトラック側が赤だったということで、トラックが信号を無視して交差点に進入し、パトカーの右側に衝突したものです。

 

 トラックの運転者は、「車内で落とした小銭を拾おうとして、前を見ていなかった」と話しています。

 

 わき見運転で事故を起こした運転者の証言をみていると、この事例のように運転とはまったく関係ない行為をして「わき見」をするケースが少なくありません。

 

 車内で小銭が落ちたということからして、なぜ運転中に小銭を出そうとしたのか不思議ですし、落ちた小銭を交差点手前で拾おうとしたのはもっと謎です。

 

 運転中に小銭を出そうとしたり、落ちた小銭を拾おうとする行為は、安全運転にはまったく必要のない行動です。運転に必要のない行動は、走行中に絶対にしないで車を止めてから行う習慣をつけてください。

(シンク出版株式会社 2019.11.14更新)

■「安全運転の3つのキーワード」で事故防止

 交通事故には、交差点右左折時や進路変更時、バック時、夜間の歩行者横断時など典型的な事故パターンが存在します。

 

 それぞれのパターンには事故を起こしやすくする危険要因が存在するため、あらかじめ危険要因を理解して行動することができれば、事故の確率を飛躍的に減らすことが可能になります。

 

 この冊子では、13の典型的事故パターンについて、危険要因を直感的に理解し、さらに覚えやすいようにイラストと3つのキーワードを中心に構成されています。イラストでチェックし、安全運転のための3つのキーワードを覚えることで事故防止スキルが確実に向上します。

 

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