さる11月30日午前1時前、名古屋市昭和区の片側3車線の道路をしていた車が自転車に乗って横断していた米国人の男性をはね、意識不明の重体となる事故がありました。
はねられた男性は、中央分離帯の切れ目を通って道路を横断していたとみられています。
植込みが設置された中央分離帯がある片側3車線の道路を走行していると、ほとんどのドライバーは中央分離帯側に対する注意が疎かになってしまいます。
それは、中央分離帯がある種の壁のようになっているため、そこを越えて来る人や自転車はいないという意識がどこかにあり、どうしても注意が向かなくなってしまうからだと考えられます。
ましてや深夜ともなると、人や自転車の移動は極端に少なくなりますので、さらに注意が散漫になります。しかし、中央分離帯には切れ目がありますので、深夜と言えどもそこを横断してくる自転車や歩行者は皆無ではありません。
中央分離帯がある道路を走行しているときは、その切れ目には十分注意して運転しましょう。
(シンク出版株式会社 2019.12.12更新)
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