わき見運転の恐ろしさを知ろう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

わき見運転の恐ろしさを知ろう

 

 さる12月11日午前2時10分頃、千葉市美浜区の国道でタンクローリーが車線上で行われていた下水道工事の現場に突っ込み、作業員や工事車両などに衝突する事故が発生しました。

 この事故で男性警備員と男性作業員の計2人が死亡し、車両付近にいた作業員ら男女5人も負傷して病院に搬送されています。

 

 タンクローリーを運転していた43歳の男性は「カーオーディオを操作していて前をよく見ていなかった」と供述しています。操作をしていて道路上にいた警備員らの発見が遅れ、そのままはねたとみられています。

 

 これは典型的な車内へのわき見運転で、ながらスマホと同じように前の交通状況を見ないまま走行するという最も危険な運転の逸脱行為です。

 

 誰でも運転中に、カーオーディオやカーナビゲーション装置に目をやることはありますが、集中しているときはすぐに視線を戻してわき見運転を防いでいます。

 

 しかし、長時間の運転で単調になって何か気分転換がしたくなったり、前方に車がいない状態が続いて気が緩んでくると、つい長時間のわき見をしてしまいがちです。こんなとき、道路上に歩行者がいたり、前方で停止した車などがあると大変なことになります。

 

 今一度、わき見運転の恐ろしさを肝に銘じて、運転中に車内の装置をいじったりスマートフォンの画面を操作するのは、慎みましょう。

 

 (シンク出版株式会社 2019.12.16更新)

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