積荷の危険に気づいていますか

 年の瀬も押し詰まって、取引先への納品や資材の配達など、車を使って忙しく働いている方が多いことでしょう。

 

 急いでいると、どうしても忘れがちになるのは「安全確認」ですが、運転中の左右前後の確認だけでなく、荷物を運んでいる場合は積荷の状態確認にも気を配ってください。

 

 さる12月20日午後7時頃ごろ。長野市の市道で建材を積んで走行していた4トントラックから崩れ落ちた金属製パイプが、対向車のフロントガラスを突き破って運転者の頭に当たり、48歳の男性が死亡しました。

 

 トラック荷台にはアルミ製パイプ(全長約6メートル)が複数積まれていて、走行中に一部が荷台からはみ出し落下しました。荷台側面の留め具が外れたとみられています。

 

 荷物の固縛・固定がしっかりしていないと荷台から飛び出すだけでなく、ワゴン車やライトバンなどでは、後部の荷台に積んだ荷物が急ブレーキ時に反動で前に飛んできて、運転者や同乗者を傷つける場合もあります。

 

 荷物は、しっかりと固定されているか、ときどき安全な場所で止まって確認する習慣をつけましょう。

(シンク出版株式会社 2019.12.24更新)

■わかりにくい改善基準告示をマンガで解説

 長時間労働になりがちなトラック運転者には、拘束時間や運転時間など、それぞれに限度時間等が定められており、これを「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)と呼びます。

 

 本告示は平成元年2月9日に定められましたが、今日においても事故は絶え間なく発生しており、その多くに改善基準告示違反が認められます。なかには故意に改善基準告示を破っている事業所もあるかもしれませんが、大半は改善基準告示を理解できていないと考えられます。

 

 本誌は、わかりにくい改善基準告示について、マンガでわかりやすく解説する画期的な冊子となっています。

 

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3月29日(金)

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