高速道路の料金所の手前でUターンをしない

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる12月8日午前10時半頃、静岡県の東名高速道路の浜松インターチェンジの料金所に入る手前で、Uターンをした乗用車がそのまま逆走し、向かってきた別の乗用車と正面衝突し、5人が負傷する事故がありました。

 

 逆走した車を運転していた60歳代の男性は、「高速道路に入る手前で用事を思い出して折り返そうとし、焦って逆走してしまった」と話しているということです。

 

 浜松インターのような主要な高速道路の料金所手前は、いくつかの料金ブースが設置してありますので、その手前には広いスペースがあります。

 

 そのため、Uターンができそうなのですが、実際には入口に向かって一方通行になっていますので、方向転換したところで逆走することになります。

 

 また、入口料金所の手前から分離帯の隙間を越えて反対側の出口方面に向かう人もいますが、これも出口から出て来る車と衝突する危険があります。

 

 いずれにしても、高速道路の入口付近での方向転換は非常に危険なの行為ですので絶対にやめてください。

(シンク出版株式会社 2019.12.26更新)

■わかりにくい改善基準告示をマンガで解説

 長時間労働になりがちなトラック運転者には、拘束時間や運転時間など、それぞれに限度時間等が定められており、これを「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)と呼びます。

 

 本告示は平成元年2月9日に定められましたが、今日においても事故は絶え間なく発生しており、その多くに改善基準告示違反が認められます。なかには故意に改善基準告示を破っている事業所もあるかもしれませんが、大半は改善基準告示を理解できていないと考えられます。

 

 本誌は、わかりにくい改善基準告示について、マンガでわかりやすく解説する画期的な冊子となっています。

 

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12月10日(火)

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