道路にはカメラがいっぱい - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

道路にはカメラがいっぱい

 相変わらず、ひき逃げのニュースが跡を絶ちません。

 

 お正月の帰省や成人式などで気の緩んだドライバーが飲酒運転をしてしまい、怖くなって逃げるパターンが多いようです。

 

 しかし、最近はひき逃げの捜査に防犯カメラの映像や近くを走行していた車から提供されたドライブレコーダーの映像などが威力を発揮して、早めの検挙に結びついています。

 

 また、アメリカの刑事ドラマを見ていたところ、防犯カメラのない場所でミラーレスタイプの高級車に搭載されたドアミラーカメラが車の後方を撮影していて、犯人逮捕の有力な証拠となったという逸話が紹介されていました。

 

 サイドミラーにも後方の交通状況は写りますが、ドライバーはチラッと見るだけなので、正しく証言できるかどうか疑問です。しかし、ミラーの代わりにドアサイドに組み込まれたカメラのメモリーを確認すれば長時間の映像が残っているので、捜査に役立つという話です。

 

 車両盗難防止のため、車の周りに人を感知すると広角で自動撮影を始める高級車もあるそうです。

 

 道路には移動中のものを含めてカメラがたくさんあり、事故や危険な運転行動が映っている可能性が高いことを肝に銘じておきましょう。

 

 周囲に人がいないので逃げてもばれないなどと考えるのは愚の骨頂です。

 

(シンク出版株式会社 2020.1.8更新)

■わかりにくい改善基準告示をマンガで解説

 長時間労働になりがちなトラック運転者には、拘束時間や運転時間など、それぞれに限度時間等が定められており、これを「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)と呼びます。

 

 本告示は平成元年2月9日に定められましたが、今日においても事故は絶え間なく発生しており、その多くに改善基準告示違反が認められます。なかには故意に改善基準告示を破っている事業所もあるかもしれませんが、大半は改善基準告示を理解できていないと考えられます。

 

 本誌は、わかりにくい改善基準告示について、マンガでわかりやすく解説する画期的な冊子となっています。

 

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