歩道の歩行者・自転車を確認しよう

 朝の通勤時に歩道を歩いていて、企業のビル駐車場から出てきた車に少し驚かされました。

 

 このビルには2階以上に駐車場があり、毎朝ビルの出口から歩道を横切って営業用のワゴン車が次々と道路に出てきます。

 

 傾斜のある出口から車が出てくるため速度が上がりやすく危険ですので、普段は誘導の社員もいるのですが、その朝は人影がなく運転者自身が確認しながら出てきたようです。

 

 私が歩道を歩いて車の出口に近づいていたとき、運転者は右の方向を見ていました。

 

 こちら(左側の歩道)を確認するだろうと思って近づくと、車道の車が通過したことに安心しそのまま歩道の左方向を見ないでハンドルを左に切って車を出してきました。

 

 警戒していましたので車の前には出ていきませんでしたが、もし、スマートフォンなどにわき見しながら歩く歩行者や自転車が来ていたら衝突したのではないかと思われる道路への出方でした。

 

 歩道を横切るとき車道の方を見ながら車を出すのは極めて危険な運転操作です。停止した状態で歩道や路肩の左右を何度も確認する必要があることを自覚しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2020.1.9更新)

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12月10日(火)

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