病み上がりの運転は慎重に

 

 インフルエンザや風邪が流行っていますので、会社を休む方もいるでしょう。

 病み上がりに運転するときは、自分の体調がまだ本調子ではないことをよく認識してください。

 

 さる1月23日正午ごろ京都市内の交差点で、京都市営バスが走行中徐々に左に寄って歩道の植込みにある街路灯に衝突し、運転者(52歳)や乗客など3人が軽傷を負う事故が起こりました。幸い、歩道の歩行者などに被害はありませんでした。

 

 運転者は「気が付いたら当たっていた」と供述しているということです。

 

 この運転者は事故の前日までの5日間、風邪などの理由で休んでいましたので、病み上がりで体調が万全ではなく、運転中に意識が少し遠のいてしまった可能性が考えられます。

 

 風邪などで長期間寝ていると、筋力が落ちたり集中力が弱くなったりしますし、出勤してもまだ風邪薬などを飲み続けている可能性があり、薬の副作用で眠くなるおそれもあります。

 

 病み上がりは自分自身の能力が体調万全のときと比べてかなり低下しているという自覚をもって、慎重な運転を心がけましょう。

(シンク出版株式会社 2020.1.29更新)

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 「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、わかりやすく解説した「運転者用資料」を39枚収録した指導教材です。

 

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 2018年6月に公布された一般バス事業者のための指導・監督指針11項目と貸切バス事業者向け2項目の指針全13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。 

 

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12月10日(火)

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