車の前にできる死角の大きさを意識しよう

 

 さる2月18日午後3時10分ごろ、栃木県小山市の市道で、幼稚園児の送迎バスが、バスの前にいた1歳の男児をひいて死亡させる事故が発生しました。

 

 送迎バスは男児の姉を送るため自宅前で停車し、園児をおろして発進しようとしたところ、左前輪に何かが当たった感触があり、降りて確認したところ、男の子が倒れていたということです。警察は過失運転致死罪で65歳の運転者を逮捕しました。

 

 運転者は、「周りをよく確認しないで発車してしまった」と話しているそうです。

 

 バスなど運転席の高い車両は、車のすぐ直前に背の低い子どもがいても見落とすおそれが大きく、そのため左サイドミラーの横にアンダーミラーがついているのですが、うっかりして確認を忘れてしまう事故がよく発生しています。

 

 バスだけでなく、トラックや大型のSUV車も前方に大きな死角ができます。また、軽自動車でもワンボックスタイプでは意外に大きな死角があり、2歳未満の子どもであれば簡単に隠れてしまいます。

 

 軽自動車ではアンダーミラーが純正で装備されている車はほとんどありませんので、頭を前に出して車の前を確認する習慣をつけることが大切です。

(シンク出版株式会社 2020.2.27更新)

■バス運転者のための指導・監督用ツール

 「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、わかりやすく解説した「運転者用資料」を39枚収録した指導教材です。

 

 言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。

 点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。

 

 2018年6月に公布された一般バス事業者のための指導・監督指針11項目と貸切バス事業者向け2項目の指針全13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。 

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月22日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。