ポカヨケのために、連続操作をやめよう

 

 「ポカヨケ」という言葉をご存知ですか?

 生産ライン等で働く人はよくご存知でしょうが、「ポカ=うっかりミス」を避けるための装置を考案したり、ミスをしない作業手順を皆で工夫するという意味です。

 

 熟練作業者が手慣れた反射的作業で組み立て等を続けていると、組み立て確認の省略をしてしまい製造ラインでのポカ(不良品発生)を招くことがあります。

 

 そこで、組み立て確認のリセットボタン等を設置して、確認してボタンを押さないと次の作業に移れなくするといった工夫をするのです。

 

 運転者も運転に慣れてくると、後方確認や合図なしで進路変更などをしてしまうことがあります。最近、乗用車への装備が増えてきた車線維持支援装置は、ウインカーを出さないでラインをまたごうとすると「ピピピ」と警報音が鳴りますので、合図忘れの進路変更などのポカをすることを防ぐ効果があります。

 

 しかし、こうした装置がなくても、普段から流れるような連続操作をしている人がそうした操作をやめると、確認ミスや合図ミスを減らすことができます。ウインカーを出しながらすでにアクセルを踏み、ハンドルも動かす……といった一連の連続操作をやめてみましょう。

 

 一つ一つの運転行動を切り分け、まず安全を確認する、それから合図する、3秒数えてからハンドル・アクセル操作を始める──といった行動を意識的に習慣づけることです。

 運転に慣れるとこうした分断操作は効率が悪いと感じがちですが、ミスを減らすためには初心に戻り行動を切り分けることが重要です。 

(シンク出版株式会社 2020.3.9更新)

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