さる3月7日午後4時50分ごろ、大阪府東大阪市で阪神高速道路から降りて国道に合流しようとしたクレーン車が信号待ちで停車していた車列に追突する事故がありました。
おそらく、高速走行でスピード感覚がマヒしたまま、スピードをあまり落とさずに一般道路に突っ込んでいったのではないかと思います。
一般的に高速道路と呼ばれている高速自動車国道では、高速道路を降りてから一般道路に出るまでに結構の距離があり、途中に料金所もありますから、そこで減速したり停車するので、一般道路に出てもスピード感覚がマヒしていることはあまりないと思います
ところが、大都市圏にある都市高速の場合は降りてから一般道路に入るまでの距離が短い上に、ほとんど料金所がありませんから、高速走行に慣れてスピードを出したままで一般道路に入ることになります。
また、流出路は急な下り坂になっていることが多いために、十分にスピードを落とすことができないケースもあります。
都市高速道路を走行していて一般道路に出るときには、流出路が短い上に急な下り坂であることを意識をして、スピードを落とすことを心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2020.3.23更新)
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の普及によって、追突事故は減少傾向ですが、依然、人身事故における割合はトップとなっています。
本テストは、普段の運転行動をチェックしていただくだけで、ご自身の中にどんな追突事故に対する危険が隠れているかを確認していただける自己診断テストです。