さる3月4日午前9時ごろ、東京都青梅市でバスを降りていた2歳の保育園児が、女子高生の自転車にはねられ重傷を負う事故がありました。
自転車はそのまま逃走しましたが、その後警察が任意で事情を聴いたところ、はねたことを認めたということです。
園児は、母親と保育園に向かっていたところで、女子高生は自転車で登校途中でした。事故の状況からすると、バスが停留所に停車して乗客を降ろそうとしている所へ、自転車が突っ込んできたものと思われます。
停留所に止まったバスから降りた乗客が、後ろから来た自転車にはねられる事故は少なからず発生しています。
片側1車線道路で、バスが止まるスペースがないと、路上にそのまま停止して客扱いをせざるを得ません。
後ろから走行してくる自転車は、停留所に止まっているバスを対向車線に出て追い越すのは躊躇するのか、停留所とバスのわずかな隙間を無理やり走行してくることがあります。
自転車に乗っているときは、停留所に止まっているバスの左側から抜かないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2020.3.25更新)
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