カーブ地点で追越しはしない

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる3月21日午後0時40分ごろ、愛知県常滑市の市道を走行していた乗用車が、前方の軽乗用車を追い越し走行車線に戻った際に運転操作を誤り、市道の脇を流れる用水路に落ちて乗っていた3人が死亡する事故がありました。

 

 事故の現場は、片側1車線の道路で緩やかな右カーブになっており、ガードレールなどはありませんでした。

 

 追越し禁止場所でなければ、追い越すこと自体に問題はないのですが、追越しは高度な運転操作が伴いますので、追越す場所やタイミングなど、慎重な判断しなければなりません。

 

 対向車が来ていないことはもちろんですが、遠くまで見通せる直線道路かどうか、坂道でない平坦な場所であるか、道路幅員は狭くないかなどを総合的に勘案する必要があります。

 

 今回のようにカーブ地点での追越しは、緩いカーブと言えどもあまり遠くまで見通すことができないと思いますし、ハンドル操作も難しくなりミスする可能性が高くなるからです。

 追越し禁止場所でなくても、カーブ地点では追越しをしないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2020.3.27更新)

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