自動運転と運転支援システムを混同しないように

 

 道路交通法・道路運送車両法の改正により、日本国内でも4月1日から「自動運転」の実用化が始まります。

 以前から自動運転車のテスト走行や限定的な実証実験は行われてきましたが、自動運行システムを搭載した車の公道上の走行が正式に「運転」と位置づけられます。

 

 ただし、4月から国内で実用化されるのは「レベル3」の自動運転車であり、条件付きの自動化です。

 高速道路などの一定条件下ではシステムが自動で車を運転し、運転者は運転席でスマートフォンを見たり読書もできますが、流れの速度が極端に変化したり、天候が急変するなどの緊急時にシステムから要請があると運転者が運転操作を行う必要があり、完全な無人運転ではありません。

 

 なお、この自動運転レベル3と「安全運転支援システム」は別の話ですので、混同しないように注意しましょう。

 新型車にはどんどん新しい運転支援システムが搭載されていますが、これらのシステムには機能に限界があり、故障していない場合でも、使用する環境や条件によっては作動しないことがあり、常に運転者が操作し安全を確認する責任があります。

 

 国土交通省は、運転支援システムに対する運転者の誤解や過信が生じないようにと、映像を公開して注意を呼びかけています(※)。

 皆さんもシステムを過信しないように注意しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2020.3.31更新) 

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3月21日(木)

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