先日、高速道路を走行中にインターチェンジにさしかかり、加速車線から車が流入してくるのが見えました。
流入車との距離やそのスピードから判断して、合流地点でちょうど交わる感じがしたので、スピードを少し緩めて走行して先に合流車を入れました。
ところが、合流した車のかなり後ろにもう一台車がいたのですが、その車はどう考えても自車の前に入るような位置にはいなかったので、当然後ろに入るだろうと思っていたのですが、突然スピードを上げてきて前に入ろうとしました。
右の追越車線に逃げようとしたのですが、隣車線にも車が迫ってきていて車線変更をすることができずに、もう少しで衝突しそうになりました。
高速道路を走行するときに、いちばん神経を遣うのは流入路から本線車線に合流するときだと思いますが、走行車線に車両が迫っていたとしても、その前に入ろうと無理をしなければ、さほど危険な状況にはならないと思います。
高速道路で合流するときは、走行車の後ろに入る気持ちでスピードをコントロールしましょう。
(シンク出版株式会社 2020.4.13更新)
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