側道から合流するときにはバイクに注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

側道から合流するときにはバイクに注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる4月16日午後7時ごろ、兵庫県三田市の県道で側道から片側2車線の下り坂になっている本線に合流しようとした軽自動車が、走行してきたバイクと接触する事故があり、バイクを運転していた男性が意識不明になる事故がありました。

 

 運転していて、結構気をつかう交通場面はいくつかありますが、その一つが側道がある道路から本線に合流する場面だと思います。

 

 その最大の要因は、合流する車と本線の車とのスピード差です。本線を走行している車はスピードが出ており、そこに低スピードで合流していくのですから、結構緊張を強いられます。

 

 ドライバーの心理としては少しでも距離があると合流しがちですが、無理に走行してくる車の前に入ろうとすると、どうしても車のスピード判断を過小評価しますし、車体の小さなバイクなどを軽視しがちになるからです。

 

 とくに、この事例のように夜間の場合は、バイクのライトは1灯しかありませんので、その存在を見落としがちになります。

 

 側道から合流するときには。車列が完全に途切れてから合流するようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2020.4.23更新)

■「安全運転の3つのキーワード」で事故防止

 交通事故には、交差点や進路変更、バック、夜間の歩行者横断など典型的な事故パターンがいくつか存在します。

 

 それぞれのパターンには事故を起こしやすくする危険要因が存在するため、あらかじめ危険要因を理解して行動していれば、事故の確率を飛躍的に減らすことが可能になります。

 

 この冊子では、13の典型的事故パターンについて、危険要因を直感的に理解し、さらに覚えやすいようにイラストと3つのキーワードで解説しています。イラストでチェックし、安全運転のための3つのキーワードを覚えることで事故防止スキルが確実に上昇します。 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示