現在、新型コロナウィルスの感染拡大により、緊急事態宣言が発令されており、各事業所ではかなり事業活動を自粛しています。
それに伴って、車の移動も少なくなってきて道路の交通量も減ってきており、いつもと違って運転しやすく感じます。
交通量が減って運転しやすいのはよいのですが、問題がないわけではありません。それは、ドライバーが逆にスピードを出したり、油断してわき見をしがちになることです。
最近の事故を見ていると、明らかに漫然運転をしたり、スピードを出しすぎたりして事故になっているケースが見受けられます。
車を運転するときには、交通量が少なくなったことに油断しないでしっかりと緊張感を持ってハンドルを握ってください。
もう一つ懸念することは、自粛生活でストレスが溜まるのか、乱暴な運転をする人が増えていることです。
先日も、街中なのに結構なスピードを出して車線変更を繰り返して前車を追い抜いていく車を何台も見ました。
この時期は、ストレス発散のために、こうしたルールやマナーを無視するドライバーも増えていますので、周囲の車の動きにも注意して運転してください。
(シンク出版株式会社 2020.4.24更新)
交通事故には、交差点や進路変更、バック、夜間の歩行者横断など典型的な事故パターンがいくつか存在します。
それぞれのパターンには事故を起こしやすくする危険要因が存在するため、あらかじめ危険要因を理解して行動していれば、事故の確率を飛躍的に減らすことが可能になります。
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