整備不良自転車の存在を意識しておこう

 最近の報道で、ブレーキの故障などの整備不良の自転車が絡む死亡・重傷事故が、整備不良でない自転車と比べて約2倍にのぼるというニュースがありました。

 

 整備不良の自転車とは、ブレーキやハンドル、前照灯、後部反射器の不備や故障をさすということです。

 

 たとえば、ブレーキについては時速10キロで走行しているときに、3m以内で停止できる性能がなければなりませんが、ブレーキが故障している自転車は当然3mで止まれません。

 

 ですから、見通しの悪い交差点から出てきたときに、ブレーキをかけても止まれずに出会い頭に衝突することになります。とくに、自転車側の道路が下り坂になっている場合には注意しなければなりません。

 

 後部反射器も、本来なら100m後方から確認できなければなりませんが、こうした不備も夜間などは遠くから自転車を発見できませんから、事故につながる可能性も高くなります。

 

 車を運転しているときは、整備不良の自転車がいるということを意識して、早めにブレーキを踏むなど自転車との距離をとっておきましょう。

 

 もちろん、自転車を利用するときにも自転車の整備をきっちりとしておいてください

 

(シンク出版株式会社 2020.5.7更新)

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